あらすじ:
歴史大全改訂版を街頭販売していたアクダーマは、オヤダーマに「今回成功したらうなぎ食い放題ダーマ」とおだてられて、意気揚々とピタゴラスの時代に出撃して行った。

同じ頃、時空管理局でピタゴラスの真歴史発掘の指令が下ったトキオたちは、メカブトンの格納されているコスモガレージ24に歩いて向かうのだが、その途中でボカンエンジニアの出来内と出会う。出来内はドミノ組み立てに挑戦していたが失敗して崩してしまい、落ちたドミノがスプレー缶にあたって床を転がり、その缶をカレンが蹴飛ばして、飛んできた缶にぶつかったピコボーが転んで道具箱をひっくり返し、その拍子に道具箱の中にあった金の玉が飛び出してメカブトンに乗り込んだトキオを直撃、コクピット内部に転がり込んだままタイムボカンして、古代ギリシャの都市クロトンに到着した。トキオがメカブトンから降りると、金の玉も地面に転がり落ちて、ピコボーが蹴飛ばして坂を下っていき、そのままクロトンの街のあちこちを転がり続けることになる。

トキオたちがクロトンの街を歩いていると、ピタゴラスの弟子のミロンが「ピタゴラスの定食屋」のチラシを配っており、2人が店に行ってみると、ピタゴラスがからくり装置で定食を自動調理して提供していた。ピタゴラスは弟子達と共に、ピタゴラスからくり教団の活動資金を稼ぐため定食屋を経営しており、トキオたちも真歴史を守るため入団するのだが、すでに教団にはツブヤッキーとスズッキーが潜り込んでいて、ピタゴラスに数学の勉強をさせるための作戦を練っていた。

ピタゴラスがうなぎ定食を作るため「今日の日替わりピタゴラスのからくり」を起動させると、からくりはアクダーマに改造されており、ピタゴラスは網で捕獲され連れ去られてしまう。アクダーマはピラゴラスに数学の勉強をさせようとするのだが、ピタゴラスはビマージョの用意した問題を「簡単すぎる」と次々に一蹴してしまう。ビマージョはスパルタから女教師を呼び寄せてスパルタ教育させようとするのだが、スパルタ教師はピタゴラスのあまりの天才っぷりに魅了されて惚れてしまい、二人で共謀して脱走してしまう。怒ったビマージョはうなぎの蒲焼メカで追跡するのだが、ピタゴラスは事前に用意していたからくりを使ってメカを転倒させる。そこに金の玉の導きでトキオたちが駆けつけて、メカブトンを呼び出すとメカ戦に突入した。

うなぎの蒲焼メカは「蒲焼つゆだくビーム」を発射して、まだ動き続ける金の玉を止めようとするのだが、メカブトンが身代わりになって蒲焼のタレ塗れになってしまう。うなぎの蒲焼メカはメカブトンを網で捕まえて蒲焼にしようとするのだが、ペラリーノが「本日のスーパードッキングルーレット」を起動…させようとするが、ピコボーは「飽きたから飛ばすピコ」とモーションカットしてカットンボを呼び出した。カットンボはうなぎの蒲焼メカの網をカットビカットで切り裂くと、カットビ産卵で卵をばら撒き、その卵をピタゴラスの弟子達が投石機で投げ飛ばすと、卵が蒲焼のタレの中に飛び込んでウナギが孵って、そのウナギたちが弟子達が投げた爆弾を尻尾で弾き飛ばして、爆弾がうなぎの蒲焼メカに向かって飛んでいった。

ツブヤッキーは蒲焼うちわを扇いで爆弾をメカブトンの方に飛ばして、爆弾は大岩に命中して転がりメカブトンを直撃、坂を転がり落ちたメカブトンはうなぎの蒲焼メカに激突して、うなぎの蒲焼メカはダチョウの飼育小屋を直撃した。その衝撃でダチョウが卵を産んで、卵から孵った雛が天秤の上の餌を食べると、反対側の皿の上にいたフンコロガシが石を転がし、その石が投石機で飛ばされて森を直撃。その衝撃でオリーブの実が大量に落ちて、農民が工場に持ち込んでオリーブオイルを量産、もこみちっぽい料理人がオリーブオイルのビンを開けると、飛び出したコルク栓が彫刻像の上にあった金の玉を直撃して転がり落ちた。

その隙にトキオはカットンボとコスプレドッキングして野球王に変身して、うなぎの蒲焼メカと対峙するのだが、それぞれのメカの股間に金の玉が直撃して、ツブヤッキーとスズッキーとトキオは股間を押さえながら悶絶する。金の玉は風車の羽にぶつかって飛ばされて、神殿の柱にぶつかって神殿が崩壊し、崩れた柱が輪切れ状態になって坂を転がり落ちてきた。野球王が柱の破片をバットで打ち上げると、うなぎの蒲焼メカはキャッチに失敗して押し潰されてしまい、ツブヤッキーの押したボタンで登場したミニうなぎが自爆スイッチを押して大爆発した。

全てはピタゴラスの計算済みの結果で、トキオがピタゴラスを賞賛していると、興奮したスパルタ教師が鞭で金色の玉を弾き飛ばして、それがメカブトンに引っ掛かった。24世紀に帰還したトキオたちは、真歴史が確定したのにダイナモンドが見つからないことを不思議がっていたのだが、メカブトンから転がり落ちた金の玉が真っ二つに割れて、中からダイナモンドが現れて真歴史達成となった。

同じく24世紀に帰還したアクダーマは、うなぎの蒲焼が食べたかったとぼやいていた。するとオヤダーマが現れて「お前達、今回は特別にうなぎをやるダーマ」と言うのだが、「うなぎ風呂を楽しむダーマ!」と床が開いてうなぎの入った生け簀に落とされて、「あっ!大事なとこ、いた~い!!」と股間を押さえながら悶絶するのであった。


真歴史:ピタゴラスはからくり大好きおじさんだった。

*ゲストキャラクター
ピタゴラス:チョー
ミロン:小柳良寛
スパルタ:麦穂あんな
弟子:佐々健太


善玉メカ:メカブトン、カットンボ(野球王)
悪玉メカ:うなぎの蒲焼メカ

コクピットメカ:
おだてブタ「ブタもおだてりゃ木に登る、特上っ~!」
ミニうなぎ「あなごじゃないよ、うなぎだよ。間違えたらうなぎだって唸っちゃう、うなうな」

おしおき:うなぎの入った生け簀に落とされる

視聴率:4.9%




感想:
今回はピタゴラスの真歴史ということで、事前の予想通り「ピラゴラスイッチ」ネタが最初から最後まで一貫して使われていました。音楽もNHKと同じものが使われていたのですが、なぜか「ytv MyDo!」の公式配信では別の曲に差し替えられています。版権的にまずかったのでしょうか。そういえば第7話の世界不思議発見とパイレーツオブカリビアンの曲も差し替えられていたので、テレビ放送のみ使用できる契約だったと考えられます。こうなるとDVDも差し替え後の音楽になる可能性大で注意が必要です。

ストーリーに関しましては、今回も旧ボカンっぽい雰囲気でハチャメチャな展開となっており、金の玉が映る度にチーンと効果音が鳴ったり、メカの股間にぶつかったらトキオも一緒になって悶えるなど、王道的ギャグ演出が多くて面白かったです。うなぎの蒲焼メカをパチンコ玉で転ばせるネタは、かつてムテキングでムテクイーンを葬り去った伝統的攻撃手法であり、タツノコ繋がりのネタをしっかり入れてくるのは本当に嬉しいです。ビマージョのうなぎ食べたい発言に「それ製作スタッフの願望マンネン」とツッコミ入れたり、ペラリーノが「本日のスーパードッキングルーレット」を起動させようとしたら、ピコボーが「飽きたから飛ばすピコ」とモーションカットして、そうして現れたのがカットンボだったり、コクピットメカのミニうなぎが自爆スイッチを押して敗北したりと、ボカンシリーズらしい破天荒なノリが凄くよかったです。ビマージョがマージョのコスチュームを着たり、スパルタ教師がドロンジョっぽい雰囲気だったりと、旧シリーズファンの心を鷲掴みにする演出も最高でした。

レギュラーキャラなのに脇役以下でほどんど出番がなかった出来内がようやく名前つきで紹介されたのも印象的でした。それと野球王ですが、久々の出番だというのに金の玉を空振りしてました。どこが野球王なのかと心配になりますが、もしかして野球下手なのでは……。ちなみにエンドロールで警察王と表示ミスされていました。

その他、ようやく作中に「ダイナモンド」という単語が登場したのも注目です。これまで何の説明もなく漠然と集めていただけの印象だったので、ストーリーも後半に突入して締めに入ってきた印象を受けます。ただ、未来の物質を過去に持ち込んで、その中からダイナモンドが出てきたというのは、どういう原理なのかきっちり説明してほしいところであります。そんなわけで、去年とは比べ物にならないぐらい面白くなっており、来週も非常に楽しみです。


*登場人物について

トキオ:久々のお色気担当。全裸にされオリーブオイルを塗ってレスリングさせられたが放映ではカットされた。

カレン:全裸レスリングをガン見して顔を赤らめるドS。

ピタゴラス:「万物は全てからくりである」とのことだが、24世紀の金の玉をからくりに組み込むってどういう計算したのか気になる。

ビマージョ:マージョのコスプレを披露。うなぎに悶絶する姿がエロかった。

ツブヤッキー:オネエ言葉で悶絶する姿が可愛かった。

スズッキー:「男の尊厳粉々マンネン」「もうプンプンマンネン」という言い方が可愛かった。