あらすじ:
ガリレオの真歴史を発掘するため1589年のイタリア・ピサにやってきたトキオたちは、バイトの男4人が観光客向けにピサの斜塔を斜めにしている現場を目撃する。そのバイトメンバーの中にガリレオの姿があったのだが、ガリレオはラップ好きで何でも韻を踏んで喋っていた。

バイト仲間のマリナと出会ったガリレオは、自分がリーダーとなって結成された地元チーム「チームケプラー」を抜けた理由を聞かれて動揺する。そこに新リーダーのシンプリチオが現れて、ガリレオはチームの掟を破ったことを理由に町を追放されそうになるのだが、咄嗟にガリレオはトキオとカレンをメンバーに加えて「チームガリレオガリレイ」を結成し、シンプリチオ率いる「チームアリストテレス」とフリースタイル口喧嘩で勝負することになった。

1回戦はトキオとツブヤッキーの対決となり、影が薄いことをディスられたトキオが泣き出して敗北。2回戦のカレン対ビマージョは、ラップをやらずに普通の悪口合戦をやった挙句に取っ組み合いの喧嘩となったため両者失格。3回戦はペラリーノ&ピコボー対スズッキーの対決となり、ピコボーがスズッキーの影の薄さ(ついでにトキオの影の薄さ)をディスったことでスズッキー(とトキオ)を泣かせて勝利した。

そして4回戦、ガリレオとシンプリチオの勝負となるのだが、シンプリチオに暴力をふるった原因がマリナの悪口を言われたことだと明かされる。シンプリチオは再びマリナの悪口を言ってガリレオに手を出させようとするのだが、それに怒ったマリナがラップで反撃。シンプリチオが泣き出したため、チームガリレオの勝利となった。

作戦失敗して激怒のビマージョはツブヤッキーにメカ戦を指示して、ツブヤッキーはスキャン銃を地球に照射して地球メカを作り出した。地球メカの頭部は球体になっており、メカブトンの突進を回転で無効化してしまう。トキオたちは「本日のスーパードッキングルーレット」でイモムシータンクを呼び出すと、イモムーキャノンで地球メカの回転を封じて、その隙にスーパードッキングしてボカンレーサーに合体。地球メカの上に飛び乗ると、カンナがけの要領で頭部をかつらむきに摩り下ろして勝利した。

ガリレオがマリナに愛の告白をすると、マリナはそれを受け入れて、その様子を見ていたバイト主任は「これは俺からサプライズ」と少し時給を上げたアルバイト代を手渡した。ガリレオが「それでも時給は上がっている」と呟くと、手からこぼれ落ちた硬貨がダイナモンドに変形して真歴史達成となった。

24世紀に帰還したアクダーマは、任務失敗してリストラされないかと心配するのだが、オヤダーマはリストラはしないが実験はすると宣言して、地球を貫通する穴にアクダーマを落としてリオ送りにしてしまうのであった。


真歴史:それでも時給は上がっている。

*ゲストキャラクター
ガリレオ・ガリレイ:森久保祥太郎
シンプリチオ:宮下栄治
マリナ:山本希望
主任:佐々健太
小学生:石上静香
チームアリストテレス:手塚ヒロミチ、相馬康一、杉崎亮


善玉メカ:メカブトン、イモムシータンク(ボカンレーサー)
悪玉メカ:地球メカ

コクピットメカ:
おだてブタ「ブタもおだてりゃフラフープ」
カメメカ「あたし、ドジでノロマなカメなメカ」
おだてブタ「オシマイ、獅子舞、店じまい」

おしおき:地球を貫通する穴に落として落体の法則の実験をする

視聴率:4.0%




感想:
今回は旧シリーズファンを意識したネタが多かった印象です。冒頭は東京・吉祥寺から始まりましたが、吉祥寺といえば去年の9月24日に山本正之先生と小原乃梨子さんがライブ開催した町であります。ガリレオが「ぽっちゃりだけどガリレオ・ガリレイ」とラップしてたのは、小山高生先生の「小山なのに背が高い」という持ちネタですし、おだてブタのフラフープは怪盗きらめきマンEDのフララン・ランデブーのネタであります。バイト主任はささやきレポーターそっくりでしたし、コクピットメカのカメメカはスチュワーデス物語のパロディと、旧シリーズファンを意識したネタをふんだんに使う一方で、オリンピックの安倍マリオネタを使ったりと最近の時事ネタも使用しており、パロディに磨きがかかってきた印象で非常に面白かったです。

久々にトキオを殺す気マンマンの搭乗シーンが復活しており、水浸しでコクピットに落下する時に「ターイム!ボカン…」と言っているのがアドリブっぽい感じで、カレン「濡らさないでよね」ピコボー「壊れるピコ」というツッコミも面白かったです。ツブヤッキーに「YoYo見えない知らない影が薄い、いるかどうかもわかんない、キャラが立たないネタもない、ないないづくしで華がな~い、カレンだけでいいんじゃな~い!?」とディスられて「うわ~ん、気にしてることを~!」と泣き、ビマージョに「あの影の薄い男」とディスられて「俺…立ち直れないかも」と泣き、ピコボーに「セリフがな~いぞ!スズッキー!ウチのトキオと同じピコ!Yo」とディスられ「うわ~ん、本当だよ~!」と泣き、肉体的にも精神的にもトキオに厳しい回でしたが、どちらかというと、PTAとBPOのしがらみなのかお色気も暴力シーンもNGなカレンの方が目立ってないんですけどね。そのしわ寄せがトキオに来ていて、男なのにヒロイン属性与えられてお色気も担当させられたりと、主人公コンビの役割分担が偏り過ぎてる印象であります。同様にペラリーノとピコボーのコンビも、動物虐待を連想させるネタを禁止されてるっぽいペラリーノの影が薄いままなのに、一方のピコボーは回を増すごとにバイオレンス性が増して毒舌も強まってどんどんキャラ立ちするようになっており、こちらも役割分担の偏りが深刻化しています。

そんな感じで、ラップ勝負はパラッパラッパーみたいなノリで楽しかったですし、メタネタで徹底的にディスられるトキオも面白かったです。来週は西遊記の真歴史で、しかも三蔵法師を三ツ矢雄二さんが演じるということで、イタダキマンとゼンダマンの両方のパロディネタが登場しそうなので本当に楽しみです。


*登場人物について

トキオ:敵からも味方からもディスられまくって泣くドM。

カレン:ラップ勝負を無視して普通に悪口を言いまくるドS。地味に顔芸も頑張っていた。

ガリレオ:何でもラップ調に話すがマリナの方がラップが上手かった。

ビマージョ:28歳と判明。妄想の中で下乳を披露してエロかった。

ツブヤッキー:グラサンしてエレキギター弾く姿が格好良かった。

スズッキー:ラップ好きと判明。何故か21世紀で自転車に乗っていた。セリフと出番が少ないことを気にしている。