あらすじ:
ナスカの地上絵の真歴史を発掘するため南米ペルーのナスカ文明の時代に到着したトキオたちは、謎の青年ナスカと出会うのだが、彼が地上絵を描き始めてもバイザーが真歴史反応を示さないため不思議に思っていた。そこにアクダーマが地上絵を描くのを妨害するため現れて、ツブヤッキーはスキャン銃を上空に放り投げると、自分自身をスキャンして画伯メカを作り出した。

画伯メカは背中に背負っていた巨大な筆を手に取ると、ナスカの描いた地上絵をツブヤッキーの自画像に描き直してしまうのだが、その絵を見たナスカは「うますぎる~!!」と絶賛して弟子入りを懇願する。ツブヤッキーは申し出を断ろうとするのだが、ナスカは画伯メカによじ登るとコクピット真正面(顔面)にしがみつきながら「お願いします!」と強引に頼み込んできた。ツブヤッキーは慌ててナスカを引き剥がそうとするのだが、ビマージョはこのままナスカを連れ去れば地上絵はなくなってしまうと考えて、画伯メカの脚部を収納してロケットエンジンを出現させると、空を飛んで逃げていってしまう。

コクピット内部でツブヤッキーに絵の描き方を教わっていたナスカは、天に昇ってしまった相棒に絵を見せるために地上絵を描いていると告白して、アクダーマはシリアスな展開に涙を流すのだが、そこにクワガッタンに乗ったトキオたちが現れたため、ナスカの想いを守るためロケット噴射して宇宙空間に逃げ出した。そのまま月面着陸した画伯メカは、ナスカにペンタブを操作させて月面に絵を描き始めるのだが、クワガッタンが追いかけてきたため、月の裏側まで逃げていった。宇宙人の月面基地をスルーして再び地球に戻ってきた画伯メカは、ナスカの操縦で教科書どおりの地上絵を沢山描くのだが、そこにクワガッタンが追いついてきたため、ツブヤッキーは画伯メカの描いた地上絵を動かして攻撃。ピンチに陥ったトキオたちは、「本日のスーパードッキングルーレット」でお助けメカのカマキリッパーを呼び出して地上絵を切り裂くのだが、画伯メカはその待ち時間を利用して最後の地上絵を完成させる。その地上絵から真歴史反応が出たため、今回の真歴史が「地上絵はアクダーマとナスカがさらさらっと描いたものだった」と判明する。無事地上絵を完成させたナスカは、相棒が死んだというのはアクダーマの勘違いで、実は相棒は宇宙人で宇宙に帰って行っただけだと話すと、緊急脱出装置を使ってコクピットから脱出。クワガッタンはカマキリッパーとコスプレドッキングして武者王に変形すると、画伯メカを大回転斬りで切り裂いて勝利した。ナスカからダイナモンドを受け取ったカレンは、ポーズを決めると未来に戻って真歴史をロックした。

同じく24世紀に戻ったアクダーマは、任務に失敗したものの歴史に名を残す結果となったため、記念に豪勢なパーティをしようとするのだが、オヤダーマに過去の歴史を未来人が変える行為は「歴史法違反、懲役300年の磔の刑ダーマ」と断罪され、漫画の原稿用紙にセロテープで固定され、巨大な筆で罰印を付けられボツにされてしまうのであった。


真歴史:地上絵はアクダーマとナスカがさらさらっと描いたものだった。

*ゲストキャラクター
ナスカ:保志総一郎
TVアナ:松田利冴


善玉メカ:クワガッタン、カマキリッパー(武者王)
悪玉メカ:画伯メカ

コクピットメカ:
おモチメカ「絵に描いたモチ~!」

おしおき:巨大な漫画の原稿用紙にセロテープで固定され、巨大な筆で罰印を付けられボツにされる

視聴率:4.5%




感想:
今回はキャラの掘り下げやメタネタが多く、偉大なるマンネリを活かしつつパターン崩しで意表をついてくるという変則的なストーリーでした。今回はアクダーマが正義で、その妨害をするトキオたちが悪人っぽい構成になっており、善悪逆転した立場で追いかけっこしてたのが非常に面白かったです。

ツブヤッキーが会津若松出身で漫画家志望だというネタは、ボカンシリーズ生みの親の笹川ひろし監督のエピソードそのままであり、相棒の漫画家も監督そっくりでした。笹川監督をリスペクトしたネタが使われただけでも嬉しいのですが、更にその嬉しさを倍増させるような、もの凄いミラクルが発生しました。

というのも、放映日のこの日は「メカデザイナーズサミットVOL.05」開催日であり、「ぼくらのタイムボカンシリーズだペッチャ!」をテーマにしたトークショーに笹川監督がゲスト出演されていました。タツノコプロ創立当時のお話もされていて、漫画家を目指して上京したというお話もされていたのですが、まさか監督自身からこの話を聞いた3時間半後に、タイムボカン24でパロディにされるとは夢にも思っておらず、あまりにタイムリーなネタで「びっくり、たまげた、もんざえもん」状態になってしまいました。こんな奇跡に遭遇するなんて、イベント参加してきて本当によかった……!

その他、気になる点といえば、未来人が歴史を変えることは懲役300年の重罪だとオヤダーマが言ってましたが、これまでの放映を振り返ると未来人の干渉ありきの真歴史ばかりで、今更何を言ってるのかという話になってきます。トキオたちはOKでアクダーマはNGの明確な理由が説明されるか気になるところでありますが、放映は残り6話となっており、どのような結末を迎えるのか楽しみです。


*登場人物について

トキオ:オカルトマニア。カレンの目の前でM字開脚するドM。指令本部での瞬間移動はハンゾパワーの一種だろうか。

カレン:地上絵のコスプレして喜ぶドS。

ナスカ:絵がド下手。

ビマージョ:微妙に作画崩壊していた。

ツブヤッキー:会津若松出身の漫画家。集学社のマンガ大賞を受賞して、金の腕時計と賞金100万円を手に入れた。前回のユーチューブ芸といい、アクダーマやめたら即勝ち組になれるのでは……。

スズッキー:見習いなのに重役出勤していた。