あらすじ:
大人気のアイドルグループがバレンタインに大量のチョコを貰ったというニュースに嫉妬爆発させたトキオは、カレンの持つチョコレート入り紙袋に興奮して、自分が貰えると期待に胸を膨らませながら1008年の平安京・山城に到着した。

真歴史反応に従って紫式部の屋敷にやってきたトキオたちは、紫式部が紫を愛する部活動で、5名の紫式の姫君が所属していると知って驚きの表情を浮かべる。紫式部の活動目的が男性にモテるためだと知ったカレンは入部希望するのだが、桃色のコスチュームを着ていたため断られてしまう。そこにビマージョが現れて、紫式部の姫君たちはビマージョの紫色のコスチュームを褒め称えて是非入部してほしいと熱望する。ビマージョが部長になることを条件に入部したいと言うと、姫君たちはすぐ承諾して、ビマージョは超平安美女であると褒め称えたためカレンは嫉妬に狂う。そこに蹴鞠部の男たちが現れて、ビマージョは部長で超イケメンの藤原道長のハートもついでに射止めてしまおうと考えて、紫式部の姫君たちに命令して恋愛小説の執筆を開始する。一方、道長の姿に彼氏の姿を重ね見たカレンは、桃色式カレン姫を自称して対抗意識を燃やし、素敵なラブストーリーで道長を落として見せると宣言した。

こうして紫式部と桃色式部は恋愛小説で対決することになり、ジャッジメントに道長、立会人に高貴な僧侶を招いて発表タイムとなった。最初にビマージョが、自分を主人公に置き換えた「源氏物語」を発表して、毎週の現実逃避で鍛えた妄想力を駆使した内容でトキオたちを唖然とさせるのだが、紫式部の姫君たちは涙を流して素晴らしいと絶賛する。続いてカレンが「私の彼氏」と題した小説を発表するのだが、ビマージョ以上に滅茶苦茶な内容でトキオを唖然とさせるのだが、「愛は時を越える」というフレーズに心を打たれた道長は桃色式の勝利と判定した。

怒ったビマージョは本性を露わにして、ツブヤッキーは僧侶めがけてスキャン銃を照射するのだが、間違えて手前にあった木魚をスキャンしてしまう。全身紫色の木魚メカに対抗するため、カレンは限定版の桃色式メカブトンを呼び出して、トキオにも桃色のコスチュームを着させてメカ戦に突入する。メカブトンが桃色吐息を吹きかけると、ビマージョはツブヤッキーに攻撃するよう命令するのだが、木魚メカは自走不可能で誰かに叩かれないと音も出せない欠陥メカと判明する。カレンは桃色ピーチピチビームで攻撃するのだが、木魚メカにダメージはなく、木魚メカは紫式線香爆弾で反撃。ピンチに陥った桃色式メカブトンはお助けメカの桃色式クモモーターを呼び出すと、桃色式クモスプラッシュで木魚メカをピンク色で覆い隠して、そのスーパードッキングして桃色式ボカンパンチに変形。木魚メカを何度も叩き続けるとヒビが入り、そのまま縦に真っ二つになって勝利した。

紫式部の姫君たちは、カレンの小説の主人公のように諦めずに積極的に殿方にぶつかったことで蹴鞠部の部員たちと恋人になることができた。道長はカレンにダイナモンドを手渡すのだが、カレンがお返しにチョコを渡さなかったため、失恋した道長は泣きながら去っていった。トキオは自分がチョコを貰えると思って喜ぶのだが、カレンは「なわけないでしょ!」と突き放すと、「私も紫式部の皆さんを見習って頑張るっ!」と彼氏を想いながらチョコを食べ始めた。

一方、未来に帰還したアクダーマは、ビマージョの小説の方が良かったと愚痴っていた。ツブヤッキーとスズッキーがビマージョにチョコの催促をすると、ビマージョは7ヶ月連続で給料マイナスになったことを理由に断るのだが、そこにオヤダーマが「ならワシからチョコをたっぷりプレゼントしてやるダーマ!」と現れて、ロープで宙吊りにしてチョコレートファウンテンに突っ込んで全身チョコレートでコーティングすると、ドライヤーで乾燥させてビニール袋に入れてラッピングしてしまうのであった。


真歴史:紫式部は部活動だった。

*ゲストキャラクター
侍女:新井里美
藤原道長:島崎信長
巨峰の君:渡辺明乃
木通の君:矢作紗友里
紫陽花の君:石上静香
トリカブトの君:M・A・O
紫芋の君:八百屋杏
僧侶:佐々健太
ショージ:吉田麻実
アイドルリーダー:内田雄馬


善玉メカ:桃色式メカブトン、桃色式クモモーター(桃色式ボカンパンチ)
悪玉メカ:木魚メカ

コクピットメカ:
ミニメカ「シワとシワを合わせておシアワセに、モームー」

おしおき:全身をチョコレートでコーティングして固めてラッピングする

視聴率:4.3%




感想:
今回もメタネタ全開で、偉大なるマンネリをうまく踏襲したストーリーとなっていました。紫式部の真歴史のはずが道長メインの話になってたり、蹴鞠部がサッカーだったり、練習シーンでキャプテン翼の主題歌が流れたり、高貴な僧侶が笹川監督そっくりだったり、時をかける少女ネタやったりと、フリーダムで暴走しまくりな展開が面白くて、妄想の中なら何でもありとばかりに、ビマージョの小説の中でトキオにリョーカイカイやらせていたのも良かったです。

ただメカ戦に関しては、せっかく自走不可能なメカを出したのに、中途半端に攻撃手段を持たせてしまったため、ネタを活かしきれなかった点が悔やまれます。桃色ピーチピチビームを反射されてピンチ、みたいに完全無抵抗だったら完璧だったのですが、爆発に至るまでのノリとかは旧シリーズまんまで面白かったです。

バレンタイン直前ということで、カレンのチョコがどうなるかに主軸を置いた展開となっていましたが、トキオや道長、司令官やペラリーノまで振り回した挙句に最後は自分で食べており、やはりカレンはサイコパスじゃないかと思います。トキオに何の救いもなくて哀れな感じでしたが、逆にその救われなさが不自然になっており、彼氏の正体は○○ではないかとの疑惑が深まっているのですが、この考察については当該記事をご参照ください。


*登場人物について

トキオ:イケメンに嫉妬してタブレットに噛み付きならがら「爆発しろ」と涙目で叫ぶドM。さりげなくカレンの小説の撮影を担当している。

カレン:道長に惚れていたはずが最後は無関心になったドS。ビマージョの小説の中での姿が本性に近いと思う。

紫式部:現代基準ではブスだが平安時代においては美人な5人組。ビマージョを超平安美女と褒めたのはそういうわけなのだが、ビマージョ本人は気付いていなかった。

ビマージョ:モテ期到来で上機嫌。妄想の中の全裸マッサージがエロかった。

ツブヤッキー:意外と女装姿が似合っていた。

スズッキー:女装姿と声が両方ともキモかった。