あらすじ:
カレンがコスモガレージ24で「はぁ…、私の彼氏は一体どの時代にいるんだろう? それとも、もしかして本当にエア彼氏だったのかな…」と呟いていると、それをトキオに聞かれてしまい激しく動揺する。風邪を引いた司令官に代わってペラリーノから指令を受けたトキオたちは、ナイチンゲールの真歴史を発掘するため1820年のトスカーナ大公国・フィレンツェに到着した。ナースのコスプレをしていたカレンは、産気づいたナイチンゲールの母親の出産に立会うことになり赤ん坊を取り上げ、赤ん坊はフィレンツェの英語読みからフローレンスと命名された。

8年後にタイムボカンしてロンドンにあるフローレンスの家に行ってみると、フローレンスは天才児で高飛車な少女に成長しており、同級生たちの求愛を「100年早いわ」と一蹴して高笑いしていた。18歳になったフローレンスは、社交界デビューを断ろうとして母親と対立するのだが、父親の仕事仲間としてこの時代に潜入していたオヤダーマ(ダーマ卿)に一目ぼれして舞踏会に行くことを決めた。その様子を見ていたカレンは、オヤダーマと彼氏が似ていることに気付いて動揺し、舞踏会で再びオヤダーマを目撃すると、彼氏と同一人物であると確信する。一方、オヤダーマから多額の寄付を貰ったと知ったフローレンスは、オヤダーマが病院を経営していると知ってナースになると発表し、教科書通りに歴史が進み始めていく。

フローレンスは31歳になるとドイツのカイザースヴェルト学園に入学し、33歳でイギリスに戻り慈善病院でナースとして働き始めた。オーナーのオヤダーマがクリミア戦争に行くことになって病院の閉鎖が決定すると、フローレンスはオヤダーマを追ってクリミア半島に渡り、ついに戦地でオヤダーマを発見する。フローレンスが探している人物が彼氏と気付いたカレンも後を追いかけるのだが、オヤダーマは二人の目の前で砲弾の直撃を受けて消えてしまう。

一向にナースとして働こうとしないフローレンスに怒ったビマージョは、ツブヤッキーに命じて包帯松葉杖メカを登場させて脅すのだが、オヤダーマを失ったフローレンスはイギリスに帰ると宣言。そこにメカブトンが現れたため、ツブヤッキーは包帯巻き巻きビームでメカブトンを拘束してスーパー松葉杖銃で攻撃。ピンチになったトキオたちは「本日のスーパードッキングルーレット」でサソモビルを呼び出して、サソモビルはサソスピアでメカブトンを拘束していた包帯を切断すると、スーパードッキングしてボカンマンモスに変形。ボカンマンモスは鼻先で包帯松葉杖メカを持ち上げると、横に高速回転させながら遠くに投げ飛ばして勝利した。

そして1910年8月13日、フローレンスは少女時代からの追っかけ男性が持ってきたジャガイモを手に取りながら他界し、床に転がり落ちたジャガイモがダイナモンドに変化して真歴史達成となった。喜ぶトキオと対照的に、カレンは砲弾の直撃で消えた彼氏(オヤダーマ)の生存を信じて天を仰ぐのであった。

一方、24世紀に帰還したアクダーマは、怪我の労災が降りるのかと心配していた。オヤダーマが現れずおしおき無しで帰れると喜ぶ三人であったが、「バッカも~ん!」とテレビから電撃が飛んできて黒焦げにされてしまう。オヤダーマは「ついにこの時が来たダーマ!」と先端に大量のダイナモンドが詰まった杖を振りかざして高笑いするのであった。


真歴史:ナイチンゲールは白衣の天狗だった。

*ゲストキャラクター
フローレンス・ナイチンゲール:三石琴乃
ナイチンゲール父:佐々健太
ナイチンゲール母:槇原千夏
8歳少年1:続木友子
8歳少年2:松田利冴
8歳少年3:吉田麻実
少女:田中真奈美
16歳少年3:大河元気
31歳少年1:永塚拓馬
男1:野瀬育二
男2:杉崎亮


善玉メカ:メカブトン、サソモビル(ボカンマンモス)
悪玉メカ:包帯松葉杖メカ

コクピットメカ:
なし

おしおき:テレビから電撃が飛んでくる

視聴率:3.7%




感想:
オヤダーマと彼氏が同一人物であることが確定して、最終回直前らしい盛り上がりを見せました。投げっぱなしエンドも覚悟していたので、謎と伏線を散りばめたストーリー構成は面白くて、最高潮に盛り上がって気持ちが熱く燃えております。前回の感想で「有終の美を期待するのはもう諦めました」と書きましたが、スタッフはきちんと物語を畳むつもりだったみたいで安心しました。良い意味で期待を裏切ってくれると信じています。

それにしてもオヤダーマの初登場シーンですが、ナイチンゲール父はダーマ卿と呼んでいるのに、字幕の人物名が「オヤダーマ」と表記されていて、あまりの堂々たるネタバレっぷりにシビビン状態になりました。以前もコクピットメカの名前が「コクピットメカ」だったり、字幕の適当さが気になっていたのですが、そこまで手が回っていないのでしょうか。他にも色々書きたいのですが、彼氏=オヤダーマの正体考察はかなり長くなるので、後日コラムでまとめることにします。

その他の部分の感想ですが、どう見てもブサイクなのに絶世の美女を自称して天狗になってるフローレンスがどうにも好きになれませんでした。もう少し偉人に敬意を払っても良いと思うのですが、あまりに無礼過ぎやしないかと。フローレンスと聞くと「ゴーストアンドレディ」の勇猛で自己犠牲的な献身姿を連想するので、偉業全否定の小馬鹿にするだけの話は苦手です。

いよいよ来週は最終回。色々と不安はありますが、きちんと偉人に敬意を払った話で終わることを期待したいです。


*登場人物について

トキオ:砲弾が2回直撃しても無傷のドM。

カレン:冒頭でエア彼氏を認めかけていたが、どういう経緯で彼氏と知り合ったのか気になる。

フローレンス:どう見てもビマージョの方が美人だった。

ビマージョ:ナースに軍服とコスプレを頑張っていた。

ツブヤッキー:目立った活躍なし。

スズッキー:高飛車な女性が好みと判明。愛が欲しいと泣いていた。