あらすじ:
ペットショップのショーウィンドウにへばりつきながらペットを飼ってみたいと目を輝かせていたトキオは、真歴史反応が出たため恐竜のいた中生代に出発した。

中生代についたカレンが恒例のコスプレを披露していると、茂みの中から現れたスピノサウルスに襲われるのだが、原始人の長老になだめられて大人しくなった。実はこの時代の恐竜は、人間にペットとして飼われていたのである。トキオが恐竜を飼ってみたいと言うと、長老にステゴサウルスとトリケラトプスを紹介され、トキオは目を輝かせながらどちらにしようか迷うのだが、そこに現れたヘコキサウルスに懐かれて猛アピールを受ける。トキオは絶対に嫌だと引き剥がすと、ティラノサウルスを飼いたいと長老にお願いして、長老に教えられた山に捕まえに出発。しかし、後をついてきたヘコキサウルスに構っていた隙に片目のティラノにメカブトンを奪われてしまい、その様子を見てあざ笑っていたアクダーマも同様にドクロクラフターを奪われて、お互い未来に帰れなくなってしまう。

1週間が過ぎ、1ヶ月が過ぎ、食料が尽きた彼らは生き残るためにお互い協力することを約束して、共同で恐竜狩りを始めるのだが、100日が経過すると、身も心も原始時代に適応して知能が原始人まで退化してしまう。恐竜を狩り、肉を焼いて食べる原始生活をエンジョイしていたのだが、ティラノに立て続けに獲物を横取りされて空腹になったため、ティラノから獲物を奪い返すことを決意した。ティラノの巣に乗り込んだ彼らは、巣の中にあったメカブトンを肉と思い込んで食らいつくのだが、当然食べることはできず、ティラノの攻撃で吹き飛ばされてしまう。吹き飛ばされたトキオがヘコキサウルスと偶然キスすると、愛に目覚めたヘコキサウルスが盛大に屁をこいて、その臭いでスズッキーを除く全員が正気に戻った。

トキオとアクダーマはメカ戦で決着をつけることになり、ツブヤッキーはティラノにスキャン銃を照射してティラノメカを作り出す。ティラノメカがメカブトンを吹き飛ばすと、ペラリーノが「本日のスーパードッキングルーレット」を起動して、お助けメカのスズムピーカーが登場。スズムウェーブでティラノメカの動きを封じると、その隙にコスプレドッキングして主婦王に変身。ティラノメカを材料にティラノカレーを作ると、腹をすかせた子供メカが食らい尽くして勝利した。メカの爆風で吹き飛ばされたティラノの左目からダイナモンドが零れ落ちて、それが真歴史だと確認したカレンとトキオは、ヘコキサウルスに別れを告げて未来に帰還した。

一方のアクダーマは、第14倉庫課でレタスしゃぶしゃぶを食べようとしていた。そこにオヤダーマが現れて「負けて帰ってきたのにしゃぶしゃぶとはいいご身分ダーマ」と叱ると、床の下からせり上がってきた熱湯風呂の中に突き落とすのであった。


真歴史:トキオがヘコキサウルスをペットにする。

*ゲストキャラクター
ヘコキサウルス:小桜エツコ
ティラノサウルス:乃村健次
長老:佐々健太
原始人:菅原慎介
上司:杉崎亮
女性:日野まり


善玉メカ:メカブトン、スズムピーカー(主婦王)
悪玉メカ:ティラノメカ

コクピットメカ:
おだてブタ「ブタもおだてりゃ木に登る…ナウ!」
サヨナララクダメカ「サヨナラクダが人生よ~」

おしおき:熱湯風呂に落とされる

視聴率:4.2%




感想:
今回もボカンらしいノリでテンポが良かったです。トキオがペットを飼いたいと目を輝かせたり、虫取り網でティラノサウルスを捕まえようとしたり、原始肉に満面の笑みでかぶりついたりと、年相応の中学生らしい無邪気な言動が多く見られましたが、相変わらず不幸を一身に受け続ける運命らしく、最初から最後までろくな目に遭っていませんでした。あそこでビマージョやツブヤッキーの過去が見れたのもいい演出でした。

ヘコキサウルスの声を演じた小桜さんは、怪盗きらめきマンでキラメールを演じており、オリジナルボカンシリーズに出演していた方がゲスト出演されたというのは非常に感慨深いです。それにしても、夜ノヤッターマンでもカエッテキタマンを演じた折笠愛さんが怪獣を演じていましたが、かつてのボカンレギュラー声優に日本語を喋らない役を担当させるのはもったいない気がします。

トキオ達が遭難した日数ですが、地面に書いた正の字と、書きかけ・濁点・塩の文字を合計すると、ちょうど100日ということになります。これは初代ボカンの木江田博士が煙を吹く山が見える場所で半年ほど漂流していたことのオマージュと思いますが、恐竜を捕まえた後に勝利のポーズを決めたり、ティラノから逃げるとき「スタコーラ」と言ったり、ペラリーノを焼き鳥にして食べようとしたり、ティラノメカがゼンダマンに登場した恐竜メカに似ていたりと、旧シリーズファンがニヤリとする小ネタが沢山散りばめられていて嬉しかったです。

メカ戦ですが、これまで全く発表されていなかったスズムピーカーが登場したので驚きました。玩具のラインナップにも入っておらず、主婦王という合体形式も予想外で、攻撃方法も奇抜で面白かったです。子供メカの食いっぷりはゾロメカ並みに豪快でしたが、どこから子供の部品が現れたのか気になります。

お色気シーンについても、ビマージョとカレンが原始ルックだったり、ビマージョがツブヤッキーをムチでしばいていたりと、前回よりも頑張っていましたが、トキオとヘコキサウルスがドアップでキスしたりと、やっぱり力の入れどころを間違えているように感じます。先日の妖怪ウォッチもケータのヌードばかり登場してましたが、レベルファイブはもう少し健全なお色気を追求すべきだと思います。


*登場人物について
トキオ:恐竜にファーストキスを奪われて顔を赤らめる変態。

カレン:やっぱりドS。恐竜に襲い掛かる表情は狂気に満ちていた。

ペラリーノ:大事な脇役。

ピコボー:肝心なときに留守番していないポンコツロボット。

ヘコキサウルス:トキオとキスして喜ぶ姿がゼンダゴリラの春の目覚め状態に見えた。

ビマージョ:ようやく過去が判明したが、元々はキャリアウーマンだったのだろうか。

ツブヤッキー:ポケットのハンカチが花柄だったのはおハナちゃんのオマージュっぽい。

スズッキー:最後まで正気に戻らなかった。