タイムボカンシリーズ大解剖

三栄書房社から新たなボカン本「タイムボカンシリーズ 大解剖」が発刊されました。初代ボカンから最新作のタイムボカン24まで、シリーズ全作品を網羅した超豪華な一冊となっており、タイムボカン全集には掲載されていなかった貴重な設定資料や原画が大量に掲載されていて、作品解説やキャラクター紹介も親切丁寧で細かいところまで調べ尽くしてあり、ボカン愛がこれでもかと詰め込まれたファン必見の珠玉の一冊となっています。

藤津亮太さんの解説は読み応えがありますし、笹川ひろし監督と大河原邦男先生のインタビューは貴重なエピソード満載で永久保存確定。安堂ミキオさんの漫画『タツノコプロ誕生物語』は、タツノコプロ誕生の経緯や吉田竜夫社長と娘のすずかさんの思い出が優しいタッチで描かれており、これ一作で発刊しても良いぐらいの名作となっています。

とにかく全ボカンシリーズが丁寧に紹介されており、リメイクヤッターマンと夜ノヤッターマンの設定資料まで掲載されているのは本当に貴重でありがたいです。最新作のタイムボカン24もきちんと紹介されているのですが、これがまた凄くて、サラリーマン王や主婦王、先日放映されたばかりの武者王だけでなく、まだテレビ未放映のコスプレドッキングもいくつか紹介されていて、ここまで至れり尽くせりで980円は本当にお買い得です。

ただし、装本が雑誌風で本の構造が弱いため、ページがめくりにくいのがマイナスポイントです。もう少し値段を高くして豪華な装本にしていればパーフェクトだったのですが、そこが本当に惜しい。とはいえ、内容に関してはピカイチで文句なし、ボカンファンなら絶対に満足できると太鼓判を押します。本当にオススメの一冊です!!